2013年に感じた違和感 (-_-)

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2013年初、甘利大臣から「3末までに日経平均が13,000円を目指すよう政策を次々と打ち出していく」といった発言が飛び出し、あり得ねぇと思ったものですが、それが年末には16,000円を突破。今や20,000円も視野に入ったとか入らないとか。

全世界的なアゲアゲ相場(新興国除く)はいつまで続くのでしょうか。

2000年頃から市場を見続けてきた者として感じるのは、やはり「違和感」です。世界各国で繰り出されるハイパー金融緩和政策で人工的に作り出された好景気とユーフォリア的な株式相場。んー、絶対に歪んだ何かが形成されつつあるハズ。

その「何か」が何なのかはハッキリと分からないのですが、感覚的には何かの歪みが生まれ、膨張しきっている可能性もある気がしてならないのです。可能性として大きいのは次の2つです。

・過剰融資(に伴う不良債権)
・国債バブル(とインフレの芽)

特に過剰融資に伴う不良債権の問題は100%以上の確率で起こると考えています。90年代の日本。2007年前後の米国とEU諸国。そして、いつかは分かりませんが近いうちに中国で。不良債権問題の衝撃度というか破壊力は凄まじいものがあり、世界全体の経済活動を麻痺させてしまう程の力(いわゆる信用収縮)を持っています。

思い出すのはサブプライムローン問題です。2000年最初のDecadeの新興国(BRICS)経済成長に伴って生まれた先進諸国の長期好景気は米国の土地バブルの膨張と破裂を引き起こし、サブプライムローン債権を組み込んだ複雑な金融商品がトリプルAの格付けで取引されていたこともあって、金融市場は何を信じて取り引きをしたらいいのか分からないパニック状況となりました。たった数年前のことですが、今、株式市場で取り引きをしている人たちの中にあの時のことを覚えている人はどれだけいるでしょうか。

おそらく中国では過去に先進国が経てきたプロセスと同様のプロセスが進行中です。成長神話と金融緩和の組み合わせは非常に危ういものであるということ、それだけは常に頭の片隅に置いておく必要があります。

日本に話を戻してみると、今は何も懸念材料は無いようにも見えます。デフレ脱却の道筋もかすかに見え始め、賃金改善の動きも出始めています。ただ、このグローバル化した世界経済の中、どこかの地域で歪みが顕在化した時に日本だけが何の影響も受けないということはあり得ないのも事実です。

最後に過去10年程度のMSCIインデックスの推移をアップしておきます。リーマン・ショック後の2009年から始まった先進国の株高は丸5年を迎え、その株高要因のほとんどが米国のQE政策によるものです。QE政策自体が異常なもの(日銀版QEは「異次元緩和」を名乗っています)であり、異常な政策によって形成された株高が、政策の正常化過程でどのようなショックを受けるか、今年は注意深く見守ろうと思います。

MSCI-Index

市場が歪みに気付くまでアゲアゲ相場は続くはずですが、既にチキンレースに突入している可能性も高いのではないか、と。私はチキンなのでさっさとレースから降りてしまって市場平均を下回った2013年でしたが、景気は循環するものであって永遠の好景気が無いのも事実です。そして好景気と不景気の間で起こる金融市場の振幅が大きいのも最近の傾向です。

 
 

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juntarooo55 について

投資歴13年。
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